【2023年🎸奈良正倉院展】の開催日程(期間や時間)と開催場所を……こむら返りに苦しみながら知るつもり❓

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【2023年】第75回の奈良正倉院展の開催日程(期間)

令和5年(2023)10月28日(土)~11月13日(月)

※会期中無休

ピヨ🐣過去の開催実績

令和4年

令和4年(2022)10月29日(土)~11月14日(月)

令和3年度

令和3年(2021年)10月30日(土)~11月15日(月)

平成31年

2019年度(平成31年)は天皇陛下御即位記念により期間が延長され20日間開催でした。(通常は概ね14日間開催)

🐥⸒⸒開催時間

🦌午前08時~午後06時

※金曜日、土曜日、日曜日、祝日(11月3日/文化の日)は午後8時まで
※入館は閉館の60分前まで
※変更の可能性あり

🐥⸒⸒開催場所

🦌奈良国立博物館(奈良公園内)の「東新館・西新館」

休館日

会期中無休




🐣2023年度の期間中公開講座

①10月28日(土)「宝物に込められた祈り―転輪聖王としての聖武天皇―」

三田 覚之(奈良国立博物館学芸部主任研究員)

②11月4日(土) 「正倉院文書の復原―いわゆる「常陸国戸籍」について―」

三野 拓也氏(宮内庁正倉院事務所保存課調査室員)

③11月11日(土) 「正倉院の箱を観る」

伊藤 旭人(奈良国立博物館学芸部研究員)

時間:午後1時30分~3時(午後1時開場)

会場:奈良国立博物館 講堂

定員:各180名(事前申込抽選制) 座席自由

料金:聴講無料(展覧会観覧券等の提示は不要)

応募期間:令和5年(2023)9月27日(水)~10月10日(火)

応募方法:当館ウェブサイト「講座・催し物」→「公開講座」申込フォームより必要事項をご入力の上、申し込み。

参加証の送付

当選者には10月16日(月)までに参加証(当選メール)を送付。メールの画面、または印刷したものを当日必ず呈示。

注意点

※応募方法はWEB申し込みのみ。
※応募は1人1回まで。
※本人以外の入場は不可。
※参加証で正倉院展展示室への入場は不可。
※正倉院展展示室への入場は時間指定制だ。ダダダダダだぁ〜っ!!
(講座の受講に関わらず、指定時間外の入場は不可)

🐥⸒⸒入館に際しての注意点

セキュリティ対策強化及び混雑緩和のため「45cm×35cm×20cm」よりも大きな荷物は持ち込みは禁止
館内はキャリーバッグは大きさ関係なく持ち込み禁止
館内は帽子は脱帽(すべての方の視界を良好にするため)

※手荷物は当館の外の設営されたテントの中の無料のコインロッカーおよび手荷物預かり所(運営時間8:00~18:00、開館延長日は20:00まで)が利用できます。

正倉院展が約17日間に限定される理由(期間延長できない理由)

正倉院展の宝物群は、東大寺「大仏殿」の付近にある「正倉院」や「正倉院の西宝庫・東宝庫」で保管されているお宝の一部です。

当観覧会は他の特別展に比べると短いのは事実。

だがこれは正倉院宝庫が開封される2ヶ月弱の期間に合わせて会期を設定しているため、その期間内に実施する必要がある。

2ヶ月もあるといえ、正倉院展の開催までには宝庫での点検と”身長”が縮まるほど気を遣う”慎重”な荷造りに1週間を要し、展示作業にも1週間を要する。

会期終了後の片付けにも同様の作業・期間が生じる実態を勘案すると、約17日間が限界となる。

正倉院展の出品される宝物(展示物)が例年、入れ替わる理由

正倉院展に出陳(出品)される宝物は例年、異なります。

例年、異なる理由は正倉院展の裏側では博物館の方々が毎日、正倉院・約9000点もの宝物の修復作業を行っています。

すべての宝物の修復が完成するまでには、100年以上はかかると言われているほどの壮大で途方もない修復作業です!

そして、修復が完了した宝物が展示される候補となりますので、毎回、展示内容が変わるのです。

また、これらの出展するお宝は「宮内庁正倉院事務所」が選定していますが、基本的に1回出展したお宝は「10年間は出展しない」と言った暗黙の内の決まり事があるようです。

9000点の宝物群の中には「18年ぶりに出品される」といったお宝もあり、生きている内にお目にかかることが困難な宝物もあります。

ご興味のある方は是非、毎年、正倉院展に足を運んでみてください。

なお、会期中の宝物に関しての一覧や説明が記載された「展覧会図録」は、館内の「地下ミュージアム」や「西新館1階会場内にて販売しています。

  • 「展覧会図録」の値段:1200円

正倉院展の図録については通販もある!

‥‥ので、会場入りする前に事前に購入し、正倉院展や奈良国立博物館という施設の理解を深めておくことも可能💖




正倉院・宝物の展示品出品点数(2023年)

北倉9点、中倉24点、南倉23点、聖語蔵3点、合計:59点
※うち6件は初出陳

【参考】正倉院展の過去の出品宝物数

2022年(令和4年)(第74回)

北倉9点、中倉26点、南倉21点、聖語蔵3点、合計:59点
※うち8件は初出陳

2021年(令和3年)(第73回)

北倉9点、中倉29点、南倉14点、聖語蔵3点、合計:55点

2020年(令和2年)(第72回)

北倉14点、中倉8点、南倉17点、聖語蔵2点、合計:41点
※うち4点は初出品

2019年(令和元年)(第71回)

北倉14点、中倉8点、南倉17点、聖語蔵2点、合計:41点
※うち4点は初出品

2018年

北倉10点、中倉16点、南倉27点、聖語蔵3点、合計:56点
※うち10点は初出品

2017年

北倉10点、中倉25点、南倉20点、聖語蔵3点、合計:58点

2016年

北倉9点、中倉22点、南倉29点、聖語蔵3点、合計:63点

🐥⸒⸒正倉院展が開催されるに至った経緯

奈良・東大寺「正倉院展」は、例年、秋の10月下旬から約14日〜20日間前後の日程で開催されています。

第1回は1946年(昭和21年)の10月に開催され、この時は22日間の日程で約15万人の観覧客を動員しています。

以来、現在に至っては開催毎に「1日約10000人」、開催期間中の総入場者数は「約20万人」を誇る、我が国における秋の一大イベントでもあ〰️る。

そもそも、正倉院の起源とは聖武天皇が崩御された後、妻であった光明皇后が夫・聖武天皇ゆかりの品々を東大寺へ奉納したことに始まります。

心から愛した夫の品々を手元に置いておくのは、夫との楽しい過去を思い出してしまい、とても平常心で生きていられないとの思いから東大寺境内に正倉院を建立し、聖武天皇ゆかりの品々を収蔵することで、奈良の大仏さん・盧遮那仏(るしゃなぶつ)へ奉納しています。

それ以後、正倉院の品々は世に出ることはありませんでしたが、明治初頭に執り行われた政府の調査と修理によって聖武天皇ゆかりの品々、つまりは天平時代の美しい美術工芸品が世に知れ渡ることになります。

そして、公開を望む世論の声も高まり、こうして正倉院の宝物が例年、秋に一般公開されることになっています。

これこそが今日まで続く「奈良 正倉院展」と言うことになります。

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